会社案内
会社名 | 株式会社マンガラ |
代表取締役 | 田中 裕二 |
所在地 | 〒460-0008 名古屋市中区栄3-7-4 トーシンサクラビル10F |
tanaka@man-gala.com | |
事業内容 | 人事コンサルティング ・人事評価制度コンサルティング(制度構築・導入・運用サポート) ・組織診断(従業員満足度調査/エンゲージメントサーベイ) ・研修(評価者研修、キャリアデザイン研修、その他) |
代表挨拶
社名の「マンガラ(mangala)」とは、サンスクリット語で、幸福・繁栄を意味します。「社員を幸せにして、組織に繁栄をもたらす」という願いを込めました。
VUCA時代と呼ばれる昨今、労働人口減少・働き方改革・雇用の流動化促進・コロナ等により、働く環境や働く人の価値観は目まぐるしく変化し、企業の経営環境は厳しさを増しています。このような状況下で、「生産性向上」「人材育成(管理職含む)」「人材確保」「離職防止」に頭を悩ます企業が増えています。
これらの課題解決策の一つが、社員の「well-being(ウェルビーイング=良い状態、健康、幸福)向上」であると、私は考えております。社員がwell-being(ウェルビーイング)となることで、イキイキと働くようになり、結果として、労働生産性が上がり、活気と笑顔の溢れる職場となり、社員が定着し、魅力的な職場となり、採用力も上がります。
当社は、人事コンサルティングサービスを通じて、社員のwell-being(ウェルビーイング)向上、そして、御社の発展・繁栄に貢献します。
代表取締役 田中 裕二
コンサルタント紹介
田中 裕二(たなか ゆうじ)
2002年慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、株式会社リクルートにて採用支援、転職支援業務に従事。その後、クライアントの新規事業立ち上げ、人材紹介会社設立&売却、人事評価制度構築運用コンサルティングを経て、株式会社マンガラを設立。現在、愛知働き方改革推進支援センター相談員も兼務。国家資格キャリアコンサルタント。
吉貝 徹(よしかい とおる)
2010年名古屋大学大学院卒業後、トーマツイノベーション株式会社にて、関東圏および東海圏にて200社以上の中小企業向けの経営コンサルティング業務に従事。その後、愛知のITベンチャー企業に転職し、執行役員としてシステム企画営業および、自社新サービス立ち上げ責任者としてHR-Techサービスの企画、開発指揮、販売促進業務に従事。
事業への想い
なぜ、私が「社員を幸せにして組織に繁栄をもたらす」人事コンサルティングをしようと思ったのか?その背景についてお話をさせて頂きます。
≪中小企業:採用出来ない/離職する≫
私は大学卒業後、10年ほど企業の採用支援や求職者の転職支援の仕事に携わっていました。担当エリアは東京・神戸・東海(愛知・岐阜・三重・静岡)・長野など、三大都市圏から地方まで、延べ200社以上の企業の採用サポートしてきました。東証プライム上場企業から創業間もない10人以下のベンチャー企業、製造業からIT企業まで、様々な企業を担当しました。企業の採用支援をしている中で感じたことは、「良い人材が採用出来ない」「せっかく苦労して採用しても、離職してしまう」という点に悩む企業が非常に多いことです。特に中小企業では、その傾向が顕著です。採用とは、限られたパイ(人材)の奪い合いです。自社よりも大きく安定し待遇が良い企業や、同じような業種・仕事内容、待遇の企業はたくさんあります。そのうえで、採用したい人材はどのような企業も似たようなものです。このような過酷な労働市場の中で、採用戦線を勝ち抜くためには、求職者に対して、「その企業ならではの魅力」を伝えることが効果的です。中小企業であろうが、勤務地の立地が悪かろうが、多少過酷な労働環境であろうが、待遇が同業他社とほぼ一緒であろうが、その会社ならではの魅力をしっかりと持っている企業は、総じて採用力が高く、離職している方も少なかったです。しかし、残念ながら、私の力不足も相俟って、その企業の魅力を引き出せず、結果的に採用のお手伝いが出来ない企業もありました。どんなに求人広告に費用を投じようが中々採用に至らず、また、苦労の末、採用できたとしても早期に離職してしまう社員を目の当たりにしてきました。
≪求職者:些細な理由でも転職する≫
他方で、キャリアコンサルタントとして求職者の転職支援もしておりました。20代の第二新卒~40代の管理職/事務系職種の方々で、約2,000名位の方の面談をしてきました。転職理由は人それぞれであり、仕事内容、労働時間、人間関係、給与、会社の将来性等、多岐に渡ります。そして、そのどれもが当人にとって重大であることは間違いないのです。しかし、「それって本当に転職じゃないと解決しないのか?」というような理由で簡単に転職してしまう方々が非常に多いということが懸念でした。それと同時に、「もったいない。企業は少しだけ工夫すれば離職を防げるのに。」とも思いました。例えば、「上司から仕事ぶりを正当に評価してもらっていないような気がする」「どうすれば給料が上がっていくのかわからない」「キャリアパスが明確じゃない」「人間関係が良くない」など、企業が制度を整えたり、上司と部下のコミュニケーションを改善するだけでも離職が防げたというケースは、枚挙にいとまがないです。
≪無駄な転職・採用=社会的な損失≫
このように、企業側(採用)と求職者側(転職)の双方の視点で労働市場を見てきた際に、世の中には無駄な転職や採用が非常に多いということに気が付きました。採用コンサルティングフィー(年収の35%)や求人広告費が儲けのネタとなる人材系企業にとっては、無駄な転職や採用でも売上増につながりますが、マクロの視点でみたとき、それは単なる社会的な損失でしかありません。転職エージェントが全力を尽くして、何とか企業が求める人材を紹介しても、早期に多くの人が離職していき、企業が採用活動を再開し時間とお金をかけるという光景を何度も目の当たりにしました。それでも、企業の採用ニーズが飯の種である自分たちは痛くも痒くもなく、むしろ、売り上げ増のきっかけとなっていることに気が付いたときに、「果たしてこれでいいのか?」という想いが徐々に強くなり、企業と求職者とのマッチングで手数料を貰うビジネスに対する興味が薄れ、無駄な転職・採用という社会的な損失をいかに減らすのかということをテーマとした事業をやりたいという想いが強くなりました。
≪解決策:魅力的な企業を増やす≫
では、その無駄な転職・採用という、社会的な損失をいかに減らすのか?
その答えの一つが、「『こんな会社で働きたい!』と思ってもらえるような、魅力的な企業を増やす」ということです。魅力には、色々なものがありますが(商品・サービスの特殊性/社長のカリスマ性/給料・休みなどの待遇/福利厚生等)、どの会社でも努力や工夫次第で獲得できるのが、「社風の良さ=組織の健全性」だと思います。そして、社員が心身ともに健康/社員同士の相互理解が進んでいる/チームワークが良い/会社のVisionや理念に共感している/仕事に意義を感じている/社会や組織へ貢献していると感じている/成長している/この会社で将来こうなりたいというキャリア像がある/正当に評価されていると感じるetc、社員のはたらく幸せ(well-being)を増やす小さな一つ一つの取り組みが、良い社風・組織風土を作っていくのだと思うに至りました。また、思い返してみると、社員がイキイキと働き、幸せそうな会社は良い業績の企業が多かったです(転職エージェントの際は、クライアントに過去3年分の売上や経常利益をお聞きして求職者にお伝えしてました)。そこで、色々と勉強をしてみると、社員幸福度と業績は相関関係があることが分かり(詳細はこちら)、社員を幸せにして組織に繁栄をもたらす人事コンサルティングサービスを提供しようと決意しました。
現在は、人事評価制度(評価シート/等級制度/報酬制度)の構築・導入・運用のコンサルティング、組織診断(従業員満足度調査/エンゲージメントサーベイ)、各種研修を通じて、社員&会社の成長をサポートしております。これからも、中小企業の人・組織の課題を解決し、イキイキと働く人、ワクワクする職場で溢れる社会にしたいという想いを胸に、日々業務に邁進していく所存です。