耐雪梅花麗

さて、年が明けたと思ったら、もう既に2月下旬となってしまいました。
あっという間ですね。

私は2月上旬に、通算2度目のコロナに感染し、しばらく休んでおりました。
1月上旬から忙しかったこともあり、疲れが溜まっていたのかもしれませんが、
お客様にもご迷惑をお掛けしてしまいました。反省しております。
まだまだ寒い日が続くので、皆様もお気をつけください。

さて、この季節は、人事評価制度構築との関連でいうと、2024年の春からの
制度開始に向けて、最後の仕上げに取り掛かっている企業様が多いです。
ほぼ全ての制度構築が完了していて、最終の微調整に入っている企業様から、
ラストスパートをかけて報酬制度を構築している企業様まで、様々です。

昨年の春から夏頃から1カ月に2回位の頻度で打ち合わせをしながら制度を作り
上げていっている企業様が多いです。スムーズにいくところもあれば、あるべき
理想の組織を思い描くのに時間がかかったり、社内調整に思いのほか手間が
かかったりするなどして、中々思い通りにはいかない場合もございます。

等級制度、評価シートなど、成果物が完成するごとに達成感を感じるとともに、
制度開始後、実際に社員の皆様がどのように変化していくのか?不安を感じる
こともあるでしょう。

ですが、「耐雪梅花麗(雪に耐えて梅花麗し)」という西郷隆盛の歌に
あるように、梅花は、雪の冷たさに耐えてはじめて美しく咲きます。
制度構築、そして運用してから最初の1~2年は慣れないことの連続で、
耐え忍ぶ場面もあるかもしれませんが、いつか必ず花が咲きます。

人事評価制度を導入(もしくはリニューアル)しようと考えた目的を常に
忘れることなく、一歩ずつ前進していきたいものです。