Vision共有会
先日、某企業で人事評価制度の説明会を実施してきました。
丁度1年前から人事評価制度の構築をスタートし、今回、社員の皆様に発表する運びとなりました。
会社は「従業員の成功(幸せ)をサポートするために存在する」という素晴らしい理念を掲げている会社であり、その理念を反映すべく、人事評価制度も幸せに繋がる行動を評価するなど、随所にこだわりを持って制度を作ってきました。
これからいよいよ人事評価制度のトライアルスタートが始まります。面談の実施、人事評価システムの操作など、慣れない業務が多々発生しますが、社員の皆様の様子を見ると、きっと大丈夫です。制度を運用しながら、徐々に社員の皆様が成長していく姿が目に浮かびました。人事評価制度は、導入後、すぐに効果が出る場合は稀ですが、漢方薬のようにじわじわと効いてきます。1~2年後が楽しみですね!
さて、説明会の後には、その会社が半年に1回実施しているVision共有会に参加してきました。半年に1回全社員が集まり、Visionを共有し、懇親会で親睦を深めるという内容です。
具体的なコンテンツは、下記のようなものでした。
○新入社員、中途社員の紹介
○若手社員のプレゼンテーション(成長の軌跡)
○最優秀社員賞、社長賞などの表彰
○社長による全社のVision発表
○部門長による部門のVision発表
○組織診断結果に基づく対話
○懇親会
※人事評価制度説明会は、Vision共有会の前に実施
丸一日ホテルの中で実施するのですが、全員の「私はこうしていきたい!こんなことを頑張っている!」「こんな会社にしていきたい!」というポジティブなエネルギーに満ち溢れていて、朝9:00から夜の懇親会まで丸一日のイベントですが、あっという間に時間が過ぎていきました。
また、150人位の社員を4人一組に分けて、組織診断結果を全員に配布し、全社員で今後のアクションプランに関して対話をするという試みは、私も初めて目の当たりにし(普通は部署毎などで実施することが多いです)、会場が大変盛り上がっていたのが印象的でした。
このように定期的に、キックオフやVision共有会を実施する企業は意外に多くありません。
経営理念やVision、戦略を共有し、社員の連携を深めるには効果的な手段です。是非、他の会社も見習って頂きたいと思いました。参考にして頂ければ幸いです。