目標設定

年が明けて、早くも3週間が経過しようとしています。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

1月は新年の抱負を決める人も多いかと思います。
人事評価制度においても、1月~12月が評価・査定期間である場合には、評価面談を実施し、10月~3月が評価期間の際には中間面談を実施していますね。
このように、1月は、多くの人が、過去を振り返り、未来に向けての目標を設定するタイミングです。

人事評価においても振り返りや目標設定は非常に大切ですから、目標の設定方法などをレクチャーすることもあるます。
そのため、目標設定のノウハウに関しては、多少なりとも知見はあると思っていたのですが、最近、ある方の目標設定方法に関する話を聞いて、「なるほど」と思わず納得することがあったので、共有したいと思います。

それは、
年始に立てた目標は、難易度が高く、実現可能性が低いことが多いその結果、目標が達成に向けた行動をやりきることが出来ず、自己嫌悪に陥り、モチベーションが低下して、行動しなくなるという状態に陥る場合がある」ということです。

理由としては、年始は気力・体力が充実しており、やる気に満ち溢れていることが多いからだそうです。年末からたらふく食べたり飲んだりしながら、しっかりと休んだ結果、通常よりも気力や体力が充実している状態であるかもしれません。また、除夜の鐘で煩悩を祓い(もしくは、祓った気になり)、新年の新鮮で冷たい空気を吸いながら、また、初詣により清々しい気持ちになった後は、「何だか今日はいけそうな気がする」という気分になってしまう場合もあるでしょう。

上記のような状態を避けるためにはどうすればいいのか?
それは、1月中旬位に目標を設定する、もしくは、年始に立てた目標を見直すのが良いそうです。
そうすることで、現実を見据えながら、ジャンプすれば届くくらいの適正な難易度の目標が設定できるとのこと。

既に今年の年始に目標を設定した方は、よろしければ見直してみてくださいね。
高すぎる目標を設定して行動できないよりも、少し難易度を下げた目標にしてもやりきった方が遥かに良いアウトプット、成長につながります。