ボトムアップの社風づくり

多くの経営者からこのようなことを良く聞きます。

「トップダウンではなく、ボトムアップでやるべきことを提案して欲しい」
「指示待ちではなくて、主体的に動いて欲しい」

社長や上司が何も言わなくても、業績向上や顧客満足度向上の施策をどんどん
提案してくれて、業績が良くなっていったら最高ですよね。

上記のような理想的な風土を醸成している会社があるので紹介させて頂きます。
それは、300円商品が中心生活雑貨店や衣料品を手掛けるパルホールディングス
です。

同社は2025年2月期に連結純利益で3年連続最高の過去最高益を見込んでおり、
株価は3年で4倍になっている業績絶好調の企業です。

その背景にあるのが、「飽きない売り場」作りを実現し、かつ、利益を上げる
ための下記の施策です。

・新ブランド立ち上げ制度
同社には「背景社長殿」という制度があり、年に2回若手社員やアルバイトが
社長に新ブランドの立ち上げなどを提案するようです。
自分のアイデアがブランドになるという自由な風土醸成に一役買っている制度
です。

・SNS
社員一人に1アカウントを紐付けて、フォロワーの伸びを評価に反映させる。
雑誌広告費よりも広告宣伝費が抑えられるとのこと。

・在庫管理
店長の人事評価に在庫を抑えることが出来たかを加味することで、在庫管理
を徹底させている。

社員の自主性を尊重しつつ、かつ、利益に直結する指標を人事評価制度の項目に
組み込むことで、利益を意識させる仕組みになっています。

このようにボトムアップで利益を上げるための行動が出来るように仕組み化され
ている企業は、例えカリスマ経営者がいなくなったとしても、事業を継続する
ことが出来るでしょう。

是非、参考にして頂ければ幸いです。