楽観的に考える

ポジティブ心理学の権威による研究結果から、楽観的な人は成功する確率が
高まり
、また、より幸せになれることがわかっています。

上記の研究に関しては、下記書籍を参考にしてください。
オプティミストはなぜ成功するのか?」マーティン・セリグマン著
幸せがずっと続く12の行動週間」ソニア・リュボミアスキー著

物事のプラスの面を見る、悪い状況であったとしても希望や変化の兆しを探す、
人を大目に見る、自分や世界の将来をポジティブに捉える等が、
楽観的な行動です。

楽観的な人は、自分自身にとってより難しい目標を設定する傾向があります。
そして、何か困った問題があっても、能動的で効果的な対処方法を取ることが
出来ます。社員がより楽観的になれば、組織にとっても良い影響を及ぼします。

では、どのようにすれば、楽観的になれるのか?
そもそも、性格によって楽観的であったり、悲観的であったりするのであって、
それを変えるのは難しいと考えられる方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、生まれつき楽観的な人もいますが、大半の楽観主義者は訓練によって
そうなったと言われています。

その訓練方法として有名なのは、「最高の自分像」を書き出すことですね。
(前掲「幸せがずっと続く12の行動週間」ソニア・リュボミアスキー著)
それ以外の方法としても、以前ブログで紹介したwell-being dialogue card
有効な手段です。

私は自分自身で定期的にこのwell-being dialogue cardを自分自身で使っています。

先日、このカードを引きました。
「未来を信じる強さの源泉は?」

何度も同じ問いに対して答えを考えているのですが、自分自身の強さの
源泉がどんどん増えることに気が付きます。
当初は、自分自身の経験・能力・性格であったものが、次第に自分を支えて
くれている人たちに広がり、さらには、自社サービス提供内容の意義・価値
なども強さの源泉となっていきました。
これは、物事のプラスの面を見ることが出来るようになる訓練となって
います。このように訓練を継続することで、楽観的になるのです。

是非、参考にして頂ければ幸いです。